S・Sさん｜22歳｜女性｜大学4年生

大きく分けて2つあって、ひとつは、ひでさんがYouTubeやstand.fmで話されていることを聞いている中で考えさせられるものが多かったということと、

もうひとつは、ものの見方のバリエーションを増やしたかったということです。

ひでさんは、「そこから考え始めるんだ？！」というくらい、世の中の ”常識” を根本から見直すような考え方をされているんだなと思っていて、そのような方と対話を重ねることで、自分の中の何かが変わっていくかもしれないなと考えていました。

「～しなければならない」「～してはいけない」というルールにがんじがらめになって身動きがとりづらくなっているような感覚があり、そこから解放されたいという気持ちもありました。

対話の中で2人とも何も話さず考える時間をゆっくりとれることがすごくよかったです。

というのも、私は普段まわりの人たちと話しているとき、沈黙が生まれることに怖さを感じることが多かったからです。

沈黙からくる気まずさを回避したいと、強すぎるほど思っているようです。

このクセがけっこう強いので、プログラムの初期の頃は言葉が出てこないときに「何か話さなきゃ」と焦ることもあったのですが、

ひでさんはそれをゆっくり待ってくださって、言葉が見つからなくてもいいんだというような安心感がだんだん生まれてきました。

だからこそ、2人でじっくり考えて「これだ！」という言葉が見つかったときの嬉しさはとても大きかったです。

プログラム期間中、何度も質問させてもらえるというのもよかったです。

自分ひとりで内省してそれを書き出すだけだとどうしてもしっくりこないというときもあったので、

気になったことについて対話の中だけでなく、気になったその都度質問できるのはかなり大きかったと思います。

「いつでも聞いていいんだな」という、伴走してもらっているような感覚です。

ひでさんからの回答をもらって、そしてまた自分で考えてみる。

4か月間、この繰り返しで自分ひとりでは到達できなかったであろうところまで行くことができたんじゃないかなと思います。

自分でもよくわからないモヤモヤが心の中に慢性的にあるような人におすすめしたいです。

ひでさんとの対話で、そのモヤモヤに対する解像度が上がってくるような感覚に私はなりました。

対話の中でぽろっと出てきた言葉を拾っていただいて、そこから自分がどんなことを心の中に持っていたのか見えてくるのがすごくおもしろいです。

あとは、自己啓発本をいろいろ読んでみてもなんか腑に落ちないなあと思い続けている人にもこのプログラムは合っていると思います。

もちろんそうした本からも参考になることは学べるのですが、自分に本当にフィットする考え方を見つけたいと思ったら、対話を通して自分と徹底的に向き合ってみるのがいいんじゃないかなと思います。

本のように簡単には答えを得られないものの、対話の中で見つかるものは少なくとも付け焼き刃的なものにはならないはずです。

プログラムを受ける中で、自分自身のことをよく観察するようになりました。

それまではあまり深く考えることがなかった日常のささいなことをネタにして、チャットで思いを書き出してみたり、

「これ今度の対話の時に話したらおもしろいかもしれない」ということが生活の中で自然に見つかったりしたんですよね。

私の人生を生きているのは私なのに、それをちゃんと見ることができていなかったんだなあと痛感しました (^^;

4か月というまとまった期間の中で、日常生活の中でアンテナの感度を上げる習慣がついてきていて、プログラムが終わったあともそれを続けていくんじゃないかなと思っています。

もうひとつ、対話の中で過去の少し重ための話題になったときに、対話の雰囲気が不思議と深刻になりすぎなくて、

「自分は本当は何を感じてたんだろう」「なぜあの時あんなふうに考えたんだろう」というようなことを、アルバムをぱらぱら眺めるような感じで一緒に考えていけたのが私の中ではすごくいい体験だったなと思っています。

自分ひとりでだと感情的になってぐるぐる思考になってしまうし、かといって友人や家族には話したいと思えないことも、対話の中だとなぜかするっと話せてしまうという雰囲気があったように思います。

ひでさんのことを偶然のきっかけで見つけることができて、そしてこのプログラムを受けてお話しすることができて本当によかったです。またどこかのタイミングでゆっくり話したいです！

ありがとうございました！！！