【思想工房ゼミ】第1期の募集をスタートします!
ひでどうも!対話屋さんのひでです!
さて、早速ですが、来年1月からスタートする「思想工房ゼミ 第1期」の詳細について説明していきます。
※このページの内容を音声でも収録しましたので、よかったらこちらから聴いてみてください!音読するだけではなく、いろいろな補足や余談も話しています(^^)
思想工房ゼミってどんなゼミ?
めちゃくちゃ端的に言うと、
「内省」にまつわる学びを、一緒に深めていくゼミです。
では、一体どんな“学び”を深めるのか。
このゼミの中心となるテーマは大きく2つあります。
・二元論(白黒思考)からの脱却
・自己否定を終わらせる
このふたつは「内省」において本当に重要なテーマです。詳しくはページ後半で解説しますね。
そしてもうひとつ大事なことがあって、それは“工房”という名前について。
この名前にした理由は、「ただ知識を学ぶ時間ではない」ということを表現するためです。
むしろメンバーそれぞれが自分の内面をしっかり見つめ、時に壊したり、作ったり、磨いたり。そんな“クラフトの時間”にしたいという意味が込められています。
なので思想工房ゼミにおいては以下のことを大切にしたいと思います。
✔︎ 「こわす」… 時には壊してみる
✔︎ 「つくる」…新しく作ってみる
✔︎ 「みがく」…できたものを磨いてみる
少し抽象的な表現ですが、これはつまり、自分の内側にある既存の「価値観」や「考え方」を一度壊してみて、そこから新たな「思想」を練り上げ、それをさらに磨きあげていき、自分のものにしていくということです。
「工房」「クラフト感」というのはそういう意味ですね。なんだか楽しいゾ!
思想工房ゼミの「メインテーマ」について
先ほど上のほうでもお伝えしましたが、思想工房ゼミのメインテーマは以下の2つ。
・二元論(白黒思考)からの脱却
・自己否定を終わらせる
「二元論」というのは、簡単にいえば「白黒思考」と呼ばれるもので、たとえば「自己肯定感が高い」「自己肯定感が低い」という切り口なんかはその代表例です。
「自己否定」というのは、これは字の如くですが、「自分には価値がない」「やっぱり自分はだめだな」「あの人と比べて自分は…」といったように、自分に対して向ける「批判的な思考や言葉」のことを指しています。
なぜ僕がこの2つをメインテーマに据えたのかというと、対話屋さんとしての活動や、自分自身の経験を通して、「二元論からの脱却」と「自己否定を終わらせる」ということが、自らの人生を歩んでいく時に最も重要なことであると痛感しているからです。
一言では言い表せないところですが、これも簡潔にしてみると、あらゆる悩みの根源には「二元論」や「自己否定」というものが潜んでいます。それも密かに、なかなか気づけないところに隠れているのです。
もちろん「脱却すること」「終わらせること」というのはそう簡単ではありません。むしろなかなかに厄介で手強い相手だと思います。でも、だからこそ、これらのテーマを放置せず、真剣に向き合い、日々試行錯誤していくことが大切なのです。
今回のゼミでは、ここをど真ん中のテーマとして徹底的に探究していきます。ピンと来る方、ぜひ一緒に深めていきましょう!
思想工房ゼミは「全6回」です
思想工房ゼミでは、オンライン4回、対面2回、合計6回のゼミを通して一緒に学んでいきます!
日程については「変更の可能性」もありますが、現時点で確定しているスケジュールを載せますね。
- 第1回:1/31(土) 20:00〜22:00 @オンライン
- 第2回:2/15(日) 13:00〜17:00 @対面(武蔵野プレイス)
- 第3回:2/28(土) 20:00〜22:00 @オンライン
- 第4回:3/15(日) 20:00〜22:00 @オンライン
- 第5回:3/29(日) 20:00〜22:00 @オンライン
- 第6回:4/12(日) 13:00〜17:00 @対面(武蔵野プレイス)
ちなみに!対面の際は「武蔵野プレイス」のスペースを予約して開催するのですが、まだ予約を確定できていない状況です。
というのも「武蔵野プレイス」のルール上、「その月の“21日”になった時点で2ヶ月後の予約枠が開放される」ということになってまして。要するに「12月21日」になって初めて来年2月分の予約ができるということなんです。
ちょっとややこしくてすみません!ただ、なによりこの「武蔵野プレイス」は対話会やYouTube撮影、さらには講演会でもお世話になっている場所で、とにかく場の空気感がすごくいいんです(武蔵境駅もいい感じなんですよねぇ)。
今回の思想工房ゼミにおいても「武蔵野プレイス」で開催することは、とても前向きな意味があると思うので、ぜひこの点ご理解いただけると嬉しいです!
思想工房ゼミには、こんな方に来てもらえたら嬉しいです
このゼミは、「きれいに形が決まった学びの場」ではなく、みんなで一緒に手探りで探究していく「工房」であり、べつの言葉にすると「実験室」みたいな場です。
僕自身も「あ!そうだ!これやってみましょうか!」「ちょっと今ふと思ったんですけど…」といった“思いつき”や“直観”を大切にしていきたいと考えています。
なので、
・決まりきった答えではなく、思考のプロセスそのものを楽しみたい!
・ちょっとした揺らぎや、予想外の展開にこそワクワク感がある!
・「これが正解だよね?」ではなく、「一緒に考えてみよう!」という探究心がある!
そんな方にとっては、きっと心地よい場になるはずです!
一方で、
「これを得たいので、明確に教えてください」
「予定と成果がきっちり見えていないと不安です」
「事前にカリキュラムが欲しいです」 etc…
というお気持ちがある方にとっては、このゼミは合わない可能性が高いと思います(いずれはカッチリ決めた授業スタイルもやるかもしれないので、ぜひその時にお越しいただけたら嬉しいです!)
思想工房ゼミの定員は「5名〜6名」です
今回のゼミでは、僕が「講義形式」でお話しするシーンもあるかと思いますが、やっぱり「対話」をする時間もとても大切だと考えています。そして少人数で深い対話ができるとよりいいなと!
そのため、第1期生の定員は5名〜6名とさせていただくことにしました!
(第2期以降は人数を増やす可能性もあるかもしれません!)
思想工房ゼミでは「Slack」というチャットを使います
ゼミは全6回ですが、それ以外にも「Slack(スラック)」という無料のチャットツールを使います。
ただ、「メンバー同士で交流すること」は目的としません。
むしろメンバーそれぞれが書き出すことができるような部屋(チャンネル)を用意しますので、そこに内省や気づきを書きたい人は書く、読みたい人は読む。逆に言えば書きたくない時は書かなくていいし、読みたくない時は読まなくて大丈夫です(リアクションのスタンプもしなくてOK!)。
どうしてこのスタイルにするかというと、たしかにチャットで活発に交流することの楽しさもあるかもしれませんが、一方で「今日はなんだか気持ちが乗らないな」という日があったり、「ちょっと忙しすぎてチャットを見ることすら大変…」みたいな日もあると思うのです。
そんななかで「とはいえ、ゼミのチャット動いているし私も何か反応したほうがいいかな」とか「チャットで全然発言できてないな…そろそろ書かなきゃな…」みたいな気持ちが生まれてくると、どうしても「ワクワク感」や「探究心」といった気持ちは、しおれていってしまいます。
なので僕は、ゼミの当日には存分に対話をするし、チャットでは書きたい人が書いて、読みたい人が読む、そのようなスタンスで無理なく進めていきたいと考えています(ちなみに日程調整などの業務連絡的なことに関してはやり取りすることはあります!)
思想工房ゼミで取り上げる書籍
今回のゼミでは、僕のこれまでの経験や思想をベースにつくっていきたいと考えていますが、一方で僕が師と仰いでいる「精神科医・泉谷閑示先生」の書籍も取り上げたいと思っています。
というのも、先生の思想をお借りすることで、内省を深めていくスピードや深さの次元がグッと高まるからです。
主に以下の書籍を取り上げます。
ゼミの参加にあたってこちらの購入は必須ではありませんが、この本の内容を引用させていただこうと思っているので、僕としてはぜひ一度読んでいただけたら嬉しい!という気持ちです。
あと、もしかしたら以下の書籍も扱うかもです↓
一応Amazonのリンクも載せておきますね!
思想工房ゼミの「金額」について
結論からお伝えしますと、ゼミの内容をすべて含めて「税込88,000円」でご案内させていただきます。
この金額設定の背景は、「ゼミが6回だから…」「準備にこのくらいのお金がかかるから…」「僕の使う時間がおそらくこのくらいだから…」といったような、時給や原価での計算ではありません。
では、どのような背景かといえば、端的に言うと「今回のゼミで扱う内容の価値はいったいどのくらいなのだろうか?」という問いを立て、これまで行なってきた様々な活動、「対話プログラム」でのクライアントさんの変化、「対話会」の参加者の声など、あらゆる経験をベースに自己対話を重ねて決定しました。
また、このような「目に見えづらい価値」を、「お金という物差し」に変換する際の絶対的な正解はありません。なので、最終的には「僕が参加者だったとしたら、この金額を出すだろうか?」という問いを立て、それに対して一切の迷いなく「うん、自分だったら払う」と即答できる金額であるかどうかを大切にしています。
ちょっと余談ですが、僕はすべての自分の商品やサービスに値付けをする際、上に書いた感覚をめちゃくちゃ大事にしています。要するに「自分だったらこの金額は払わないな」と思うものは、僕の美学・哲学に反するので売ることはありません。
以上のような背景から、「税込88,000円」とさせていただきました。
Q&A(ありそうなご質問を考えてみました!)
Q. 現在「対話プログラム」を受けている人(または過去に受けていた人)でも参加できますか?
A. もちろん大歓迎です!むしろ「対話プログラム」のなかで培ったことがベースになるので、ゼミに参加していただくことでより一層深まっていくと思います。
また、「これから対話プログラムも受けてみたいな」と考えている人にとっては、ゼミで学んだ内容が「対話プログラム」にも生きてくると思うので、並行して受けることもおすすめです!
Q. 初めて「対話屋さん」の活動に触れるのですが、参加しても大丈夫でしょうか?
A. はい!もちろん大歓迎です!
これまでに対話会、講演会、対話プログラム、さまざまな活動をしてきましたが、そのどれにも参加したことがない場合でも、今回のゼミにご参加いただけます!
むしろこの「思想工房ゼミ」が「対話屋さん」の活動に触れるきっかけになることも、とても嬉しく思います(^^)
Q. stand.fmの事前配信は聴いておく必要がありますか?
A. 必須ではありませんが、ぜひ聴いていただけると嬉しいです!
これからもどんどん無料公開していきますので、そこで学びを深めていただき、そのうえでゼミに参加してもらえるとより濃密な学びの時間になると思います!
※事前配信の第1講はこちらから聴けます
Q. 参加できない日があるのですが、アーカイブ(録画)は残りますか?
A. アーカイブは作成する予定ですが、例えばZoomの機能で「ブレイクアウトルーム(別の部屋に別れて対話するみたいな感じ!)」というのがあるのですが、それを使っている際には録画ができなかったりします。
あとは対面の際には4時間のすべてを動画に残すことはできない可能性もあります。
極力残せるように努めますが、ゼミのすべての時間をアーカイブに残すことを保証することはできませんので、その点ご了承ください。
Q. Zoomの際にカメラオフで参加してもいいですか?
A. その場の安心感を大切にしたいので、カメラはオンでお願いします!
Q. 課題や宿題はありますか?
A. 僕は課題や宿題によって心が踊るような「ワクワク感」や、自発的な「探究心」が損なわれてしまうと考えているので、「思想工房ゼミ」においては課題や宿題をお伝えすることはありません。
もちろん課題や宿題のよき側面もあるとは思うのですが、一方で「ゼミまであと2日なのに課題が終わってない…ヤバい」となったり、「宿題やんなきゃなぁ…でもちょっと面倒だなぁ」みたいな気持ちになることもあると思うのです。
なので、ゼミの日は集中して楽しむ!それ以外の日はチャットに書きたいことがあれば書く!読みたいものは読む!面倒くさい日は好きなYouTubeとかNetflixを見る!みたいな感じで、それぞれの気持ちを大切に過ごしていきましょう!
Q. Slack(チャット)で発言しないとダメですか?
A. いえ、全くそんなことはありません!
それどころか、今回は「メンバー同士で交流すること」は目的としません。リアクションスタンプも押さなくて大丈夫です!
「発言しなきゃ」「リアクションしなきゃ」と思う必要はなく、むしろメンバーの皆さんそれぞれが、それぞれのペースでご参加いただきたいと思っています。
Q. 個別に相談する時間をつくってもらうことはできますか?
A. 今回のゼミにおいては、個別に相談する時間は設けていません。そのため、個別にご相談したいことがある場合は「対話プログラム」にお越しいただけたらと思います!
Q. キャンセルポリシーはありますか?
A. お申し込み後の返金はできませんのでご了承ください。ただ、どうしてもやむを得ない事情があるという場合には個別にご相談ください。
お申し込み&締め切りについて
ここまで長い文章にも関わらず、読んでくださって本当にありがとうございました。
内容を読んで、ピンと来た方は、ぜひご応募いただけると嬉しいです!
また、今回のお申し込み期間は以下の通りです。
ちなみに、定員を超えた場合には僕のほうで応募フォームを熟読し、選抜させていただきます。その点ご了承ください!
結果については「12月23日(火)」に公式LINEを通じて、お申し込みしてくださった方全員にご連絡しますのでご安心ください。



あなたと一緒に探究できることを、心から楽しみにしています(^^)


