丁寧に、丁寧に。
ここ最近よく思うのが、「丁寧ってやっぱり大事だよな」ということ。これは急に湧き上がってきたわけではなく、本来僕が大事にしてきたことだ。
学生時代から社会人になっても、思い返してみたら「丁寧に取り組む」ということが当たり前だったように思う。
だけど同時に、こんなことも周りから言われてきた。
「そんな細かいことまで気にしなくて良いよ」
「誰もそんなところ見てないから大丈夫」
「そこまでやっても意味ないと思うよ」
こういう類の言葉をかけられるたびに、「おれは考えすぎてしまってダメなんだなぁ」とか「もっと手を抜いてやるくらいがちょうど良いってことか」みたいなことを思うようになっていった。
しかもそれを言ってくる人の大半は悪気はなく、というか「良かれと思って」言ってきてくれる。つまり「もっとこうしたらいいと思うよ」という僕に対してのアドバイスだった。
だからそれに対して反発することはなかったし、むしろそれを受け入れていくしかない。悪意のある主張には反抗しやすいけど、善意のある寄り添いに反発したら、僕が悪者になってしまうから。
ただ、ここ最近自分でイベントを企画したり、コミュニティを運営したりする中で気づいたことがあって、それは「丁寧が生み出す心地よさがある」ということ。
「中途半端な丁寧」では心地よさは生まれない。一方で「丁寧に、丁寧に」という意識で取り組むと、それは自然と皆んなの心地よさになっていく。僕のためでもあり、相手のためでもある。
人間関係においても、場作りにおいても、「心地よさ」は僕がとても大切にしたいこと。
それを改めて認識することができたから、周りから「そんな細かいこと気にすんなよ」と言われても、「これは僕の信念なんです」って伝えていこうと思います。