「恋」と「愛」の関係についてのグラフができた

最近ふと「恋」と「愛」について考えていたんですけど、ひとつイメージできたグラフがありまして。ちょっと説明してみます。

はじめ2人が出会った頃というのは「恋」が盛り上がっているので、お互いに「相手のいいところ」がズドーンとじぶんに入ってくる感じだと思うんです。“恋は盲目”とも言うくらいなので相手に対する違和感とかはなかなか感じづらい。

ただそれも時間が経てば少しずつ落ちついてきて(これを「冷めてきた」と表現する人もいるけどむしろ自然なこと)、その頃ぐらいから顔を出してくるのが「愛」だなぁと。

グラフでいうと「恋」は出会ったときにMAXの状態からはじまって、少しづつ右肩下がりになっていきます(大事なことなので繰り返しになるけどこれは決して悪いことではなく自然なこと!)。

それに対して「愛」は最初こそグラフの下あたりにあるんだけれど、時間が経つにつれて右肩上がりになっていくんですよね。

んで、大事なところは「恋」と「愛」が交差する点。要するに「恋」が優位だった期間が終わりになるということです。

このあたりから徐々にお互いに対して「違和感」とかが見えてくるんですよね。そしてこれは再三言ってますが悪いことではなく、むしろ自然なこと。

だからここですぐに「あ、なんか思ってたのと違くて冷めたわ」とか「違和感あるから別れよう」みたいなのはちょっと早い可能性もあるんです。

なぜなら、本当の意味で「愛」のある深い関係性というのは、こういう「違和感」をしっかり言葉にして対話をしていった先にしかないからなんですよね。

もちろんその「違和感」があまりにも根本的な考えからズレているというのであれば話は変わってきますが、どんなに相手のことが好きであっても必ず「違和感」というものはあるものです。

もし「まったく違和感がない」という関係性があるのだとすれば、それはまだ本当の意味で相手を見ようとしていないわけです。

そもそも僕は「違和感=悪いこと」ともまったく思ってなくて、むしろ人間の感覚としてものすごく自然なことだし、違和感の機能が働いている人間関係というのはものすごく健全だなぁと思っています。

という感じで、ここ最近考えが進んだことを暫定的ではありますがまとめてみました!

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