「自分のダメなところを直す」という考え方は捨ててしまおう
「自分のダメなところを直す」という考え方は究極的な二元論(白黒思考)です。
なのでもし「自分のダメなところを直せない」と悩んでいる人がいれば、その人がやるべきことは「もっとがんばって直そうとする」ではなく、「その考え方自体を捨てる」ということ。
具体的にいえば、 自分のとある性質に対して「ダメ」という烙印を押しているのはいつからなのか?どうして「ダメ」という烙印を押さねばならなかったのか?それらの原因を突き止めなければいけない。
さらに言えば「直す」という言葉も丁寧に紐解いていくと、そこには「こうなったら正常」とか「こうなったら正しい」という基準値があり、そこに達していない自分が「ダメ」だという認識なので、なんとかその基準値に到達せねば…と頭を悩ませてしまうわけです。
つまりは「ダメ」とか「正しい」という見方も二元論ですし、「直す」とか「基準」とかそういう見方も二元論。
だから「自分のダメなところは直したほうがいいよ」という指摘をされて、「まぁたしかにそうだよね」と同意してる場合じゃないんです。むしろそこに違和感を持たなければいけない。
なぜならこの指摘のなかには「二重にこじれてしまった二元論」が至るところに広がっているので、その言葉を信じてしまうと「自分のダメなところをもっと直そう」という道に進んでしまい、二元論をますます強化してしまうからです。
大事なところなのでもう一度。 「自分のダメなところを直す」という言葉は一切必要ない。むしろその発想になってしまった歴史と原因を突き止めること。二元論を捨てること。
「え?でもそしたら自分のダメなところはそのままじゃん??」 って思う人もいるかもしれませんが大丈夫。
これは不思議なもんで、二元論から脱却すると「直したい」と思っていたところが急に雪解けしていきます。 追っても追っても辿りつかなかった「直す」というゴールはただの幻想だったと気づきます。
そして本当に必要な道のりがしっかりと目の前に現れます。あ、こっちを歩いていきたいなと心から思えます。
だから安心して「自分のダメなところを直す」という言葉の一切を捨ててください。そうしたら次の道が見えてきます。その道に入ってみてください。
最初は戸惑うかもしれませんが、その先に本当に辿り着きたかった場所があるんだということを、心の底から痛感する日が必ずやって来ます。
